久保川流域の生物多様性は侵略的外来生物の影響などにより、日々失われつつありました。そこで2009年5月、久保川流域の生物多様性を脅かしている要因を取り除くことで積極的に生物多様性を再生し、恵み豊かな里地里山を次世代まで引き継いでいくことを目的とした協議会、『久保川イーハトーブ自然再生協議会』が立ち上がりました。

この協議会は自然再生推進法に基づく法定協議会であり、久保川イーハトーブ自然再生研究所と知勝院、そして東京大学大学院農学生命科学研究科保全生態学研究室を中心とした多くの方による協議によって久保川流域の自然再生を行うことを目的としています。

おもな履歴

  • 2012年3月 日本水大賞“環境大臣賞”『久保川イーハトーブ自然再生事業』が受賞
  • 2010年3月 農林水産省 ため池100選『久保川流域ため池群』が選出
  • 2009年12月 日本ユネスコ協会連盟「第1回プロジェクト未来遺産」に『久保川イーハトーブ世界』が登録
  • 2009年5月 久保川イーハトーブ自然再生協議会 発足
  • 2009年1月 朝日新聞社・森林文化協会主催 にほんの里100選『萩荘・厳美の農村部』が選出
  • 2007年4月 知勝院環境委員会を「久保川イーハトーブ自然再生研究所」と名称変更